絵を楽しむ

画材店に勤務する画歴20年以上の画家が、お勧めの画材などをご紹介していきます。

【初心者必見】はじめてそろえる鉛筆デッサンの道具  これがお勧め

こんにちは、画家の金剛寺です。

 

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鉛筆デッサンに興味があるけど、道具は何をそろえたらいいの?

いざ画材を買いに行ったけど・・・・鉛筆の種類が多すぎて何を買っていいのかわからない!

 

そんなお悩みにお答えします。

鉛筆デッサンを今から始める初心者の方に、お勧めの画材をご紹介いたします。

 

【鉛筆】

三菱鉛筆 「ユニ」 3B・2B・B・HB・F・H・2H 各1本ずつ

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滑らかさに定評のある「三菱鉛筆」です。

「ユニ」シリーズは、多くのアーティストに愛されています。

色味はやや茶色味がかかった、温かみのある黒さです。

 

「ハイユニ」「ユニ」「ユニスター」と、3種類ありますが、個人的には「ユニ」がお勧めです。

 

「ハイユニ」⇦ 「ユニ」⇦ 「ユニスター」の順で高品質です。

「ハイユニ」の方が、粒子が細かく滑らかではありますが、鉛筆デッサンは鉛筆を結構消耗していきますので、まずは「ユニ」をそろえてみましょう

お財布に余裕のある方は「ハイユニ」をお使いいただければと思います。

 

続いて鉛筆の硬さ(硬度)ですが、このようになっています。

HBを基準に考えた場合です。  

 HB、B、2B···と、Bにつく数字が大きくなるほど、濃く柔らかい描き心地になります。

 

反対に

HB、F、H、2H····と、Hにつく数字が大きくなるほど、薄く堅い描き心地になります。

    

···6B・5B・4B・3B・2B・B・HB・F・H・2H・3H・4H・5H・6H···

 

「B」はBLACK(ブラック:黒い)

「H」はHARD(ハード:かたい)

「F」はFIRM(ファーム:しっかりした)

の意味を持っています。

 

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【練消しゴム】

・バニー イージークリーナー

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適当な大きさにちぎって、練って使える柔らかい消しゴムです。

バニーのイージークリーナーは、柔らかく、練っていてもベタベタしにくいのでお勧めです。

 

練り消しは「真っ白に消す」というよりは、「消すことでグレーにぼかす」ためのものです。

消し方は様々ですが、消すことで「薄い~濃い」のグラデーションを作るのに役立ちます。

 

「消しゴム」⇨真っ白に消す

「練けし」⇨ぼかすように消す

このように使い分けると良いでしょう。

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【カッター】

・オルファ カッター サーフ

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鉛筆を削るために使用します。

鉛筆デッサンでは、基本的に手で削ります。

鉛筆の芯をやや長めに出るように削ると、様々な表現がしやすくなるためです。

 

カッターは特に種類は問いません。コンビニなどで購入できるものでOkです。

が、あえて言うならば、カッターのパイオニア的存在、オルファのカッターです。

カッター市場において、多くを占めているオルファ。

色々なお店で購入しやすく、切れ味もよいのでお勧めです。

 

オルファ/カッター サーフ ブルー/142BB

価格:108円
(2020/5/18 09:28時点)
感想(0件)

色違いもあります。

 

 

【スケッチブック】

・マルマン 図案スケッチブック

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スケッチブックの定番商品です。

図案シリーズのスケッチブックは、いろんなお店で取り扱いされているので、購入しやすくサイズも豊富です。

 

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 以上、ご紹介をさせていただきましたが

「絶対これじゃなきゃダメ!」ということはありませんからね。

 

 画材店で色々見て回った方が楽しいですが

なかなかそうもいかないご時世ですよね。

 

 

画材のお勧め通販サイト2社をご紹介いたします。

・お手頃価格で買える!世界堂オンラインショップ

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 ・国内最大級の品ぞろえ!ゆめ画材

www.yumegazai.com

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

どうぞ楽しいアートライフをお楽しみください。