ダビンチも使っていた、銀筆(ぎんぴつ)とは
◆銀筆とは
銀筆(ぎんぴつ)とは、銀の塊で直接書く棒状のペンです。
シルバーポイントとも言います。
紙に銀が擦れて文字や絵が描けます。
消しゴムは使えません。(消えない)
なので一発勝負で書きます。
12世紀には既に存在し、15世紀ごろ素描に盛んに使用されました。
中世~ルネサンスぐらいの時期です。
鉛筆はまだ存在しておらず、インクも一般的ではなかった頃、手紙や絵を描くのに銀筆が使用されていました。
「写本(しゃほん)」という、手書きで本の内容を写す仕事などに活躍しました。
しかし、鉛筆の登場(16世紀終わりごろ)で衰退していきました。
*以下、写本や手紙を書くのによく使われていた・・・・。とのことなので「書く」で表記。
銀筆の特徴
◆デメリット
・ほぼ消えない
・濃淡がつけにくい
・特別な下地が必要。普通の紙のは書けない。
◆メリット
・半永久的に耐久性のある線画が残せる
・灰色の筆跡が酸化して深みのある茶褐色になる
・細く繊細な線が引ける

つるつるした紙には描けないです。
書けても薄くしか書けない。なぜなら銀が削れないから。
銀が削れるようなザラザラした下地が必要になります。
白亜(炭酸カルシウム)などに膠(にかわ ゼラチン質の糊剤)を混ぜてパネルや紙に塗り書いていたようです。
さて、こんな感じの銀筆ですが、改良されたものが現在販売されています。
ただし、詳しい素材は明かされていないため(企業秘密)鉛を含む可能性があるので注意が必要です。
先端をなめたりしないようにしましょう。
ドイツ:AXEL WEINBRCHT(アクセル ヴァインブレヒト)社
Bete,Pen(ベータ メタルペン)
Betaはドイツの有名なデザイン賞を二つも受賞したきわめて特殊な鉛筆です。
ペン先は金属性なので全くと言っていいほどすり減りません。
もし長年使用して先端が擦り減ったように感じたら、サンドペーパーで先端を軽く整えることが出来ます。
通常の紙に書くことが出来ます。
書き心地的には硬く、鉛筆だと4H~5Hぐらいの硬さです。
消しゴムで一応消えますが、普通の鉛筆に比べると消えにくいです。

|
axel weinbrecht design アクセル ヴァインブレヒト デザイン ベータペン シルバー BE-PE-N 価格:3300円 |
![]()
書き味は硬く、筆圧が必要になります。
書いた線の色味はグレー。時間の経過でじわじわと暗くなっていきます。
これはこれでなかなか味わい深いです。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
素敵なアートライフをお楽しみください。
お子さんに人気の消しゴム
皆様こんにちは
ちびっこはなぜか消しゴムが大好き🥰
画材売り場で働いていた時、なぜかちびっこに良く売れていました。
今日は特にお子さんに人気があった、消しゴム3点をご紹介していきます。
◆PLUS株式会社
富士山消しゴム
外側は水色、中は白い消しゴムです。
消していくと、消しゴムが削れて中から白い部分が現れなんと富士山の形に!!
『よく消える』機能性と『消す楽しみ』を同時に実現する新しい消しゴムです。
これはアイディア商品ですね~
定番の青い富士山型の他に、期間限定でいろんなバージョンが良く出ます。
限定商品は季節ごとに出ることが多いので、是非PLUSのホームページでご確認ください。
エアイン樹脂を使用しているので、軽い消し心地ですよ。


|
プラス (PLUS) エアイン (AIR-IN) 富士山 消しゴム 和 ER100AIF 1個 36-591 価格:154円 |
![]()
◆株式会社イワコー
おもしろけしごむ
こちらは「消しゴムはいつ生まれたのか?」の記事でもご紹介しました。
動物やお菓子、乗り物や恐竜などの形をしたユニークな消しゴムです。
イワコーの「おもしろけしごむ」は、よく見ると細かいパーツに分かれていてまるでパズルのよう。
形の精工さ、種類の多さでどれにしようか迷います。
おままごとや○○ごっこがはかどりそうな消しゴムです。
もちろん消しゴムとしても優秀!
良く消えます。
かわいいのでちょっと使うのがもったいなく感じるかも。
しかも安全への配慮もされており、鉛などの有害物質や塩ビは使用されていません(LEAD FREE&NON-PVC)。
また、高分子素材センター試験の玩具安全基準(第3部1・2の項) をクリアした材料を使用しています。
お子さんが使っても安心ですね。
見た目のユニークさから、海外の方もよくお土産に購入されていました。

![]()
|
【イワコー】おもしろ消しゴム ドリンク&スナック消しゴム ER-SUN002 ケシゴム けしごむ【10個までメール便OK】 価格:75円~ |
◆株式会社SEED(シード)
ハイパーゴールド
小さいながらも黒い紙箱に入った高級感ある消しゴム✨
スリーブも金属でできていてカッコいい!
大人の男性にも人気の消しゴムです。
以前は天然ゴムでできていましたが、ラテックスフリーへ変更されました。
ラテックス(天然ゴム)アレルギーの方でも安心してお使いいただける使用になりました。

![]()
|
【16個までメール便OK】 シード ハイパーゴールド HYPER GOLD HIGH CLASS 紙箱入り サイズ調整が可能な金属スリーブ付き 高級 消しゴム ゴム字消し EP-M1 価格:490円 |
他の文房具と合わせて、ちょっとしたプレゼントにも良いですね💖
![]()
ここまでお読みいただきありがとうございました。
素敵なアートライフをお楽しみください。
消しゴムはいつ生まれたのか?
◆ 鉛筆と消しゴム、どっちが先に生まれたか
実は鉛筆のほうが先に生まれたんです。✏
◆鉛筆の誕生は16世紀(1500年代)
イギリスのボローデールという町で、「黒くてすべすべした石(黒鉛=グラファイト)」が見つかります。
これを細長く切り、握る部分に紐を撒いたり、木ではさんだのが、世界最初の鉛筆(鉛筆の原型)といわれています。
※当時は「鉛筆」と言っても、形は今みたいにシャープじゃなく、けっこう太めで短かったそうです。
◆消しゴムの誕生は18世紀(1770年)
鉛筆の誕生から200年以上後に消しゴムが誕生します。
では消しゴムがうまれるまではどうやって消していたか?
それは
小麦のパンで消していました。🍞
食べるようではなく、消すように乾かしてカチカチにしたパンを使用していました。
1770年、イギリスのエドワード・ネイムという人が、あるとき「ゴム(ラバー)」で鉛筆の字が消える」ことを発見しました。
「これは便利だ!」と気づいた彼は、ゴムを小さく切って販売し始めたのが、今の消しゴムの始まりです。
画期的ではありましたが問題点もありました。
当時のゴムは加工が不十分だったので…
-
ボロボロ崩れる
-
くさい
-
硬い
という、あんまり使いやすいものじゃありませんでした。
それでも「字が消せるなんてスゴい!」と話題になり、改良が重ねられました。
今のような、柔らかくてよく消える消しゴムが作られるようになったのは、20世紀(1900年代)になってからです。
日本では、戦後に会社「サクラ(現在のサクラクレパス)」や「トンボ鉛筆」などが開発を進め、
「まとまるくん」や「MONO消しゴム」など、いろんな種類が登場していきました。
ちなみに株式会社イワコーは食べ物の形や動物、乗り物など、面白い形の消しゴムを作ってます。
ついコレクションしたくなっちゃう消しゴムです。
お子さんにも人気があるので、ちょっとしたプレゼントにどうぞ。

|
イワコー おもしろ消しゴム ニコーン&ペガサス ER-BRI067 ブリスターパック60 ユニコーン ペガサス 星 虹 雲 けしごむ ケシゴム 価格:440円 |
![]()
絵が描けない!とにかく休養してみる
こんにちは皆様
久しぶりの・・・かなり久しぶりの投稿記事となってしまいました。
「絵が描けない!」シリーズもだいぶ書いてきましたが
これは実際自分で色々試しながらやってきたことです。
そして、色々試したんだけど・・・一瞬は復活するけどまたすぐに描けなくなる・・・。という状況でした。
今、この記事を書いているのは2025年5月6日(火)
ゴールデンウイーク最終日です。
このゴールデンウィーク中、私が何をしていたかというと
家でほぼゴロゴロしていました
とはいえ、朝7:30ぐらいには起きてごはん食べたり
昼過ぎぐらいには外に出て散歩したり
近所の古本屋に行ったり
図書館で本読んだり・・・。
そんな感じに過ごしていました。
ネットも見てましたね。
まぁそんな感じに過ごしていると、だんだん気力のゲージが貯まってくるんですよ。
不思議と、「やらなきゃ、描かなきゃ💦」みたいな感じではなく、自然と
「あ~・・・なんかこんな感じで描いてみたいなぁ?」って気が湧いてきて
ちょっと描きだしたりしたんです。
その時思ったのは
ちゃんと休むべし!!
特に社会人、ちゃんと休め!!!
ですね。
描き気力が湧かないのは
単純に休み足りない場合がある。

体が、精神的なものが削られまくっていて、補充されたないという場合がある。
しかも本人がそれに全く気付いていないという場合がある!
と、いうことを身をもって知りました。
なので、今描き気力がない(特に社会人のお方)はとにかく思ったよりも長めに休息してダラダラしてみた方が良いです。
そのダラダラは無駄じゃないです。
必要なダラダラです。
ブログのニックネームを変更しました
こんにちは
だいぶ長く「金剛寺 美羽」の名前を使用してきましたが、心機一転したくて
「宝生 美羽(ほうしょう みわ)」に変更しました。
鉱石が好きなので、どちらも石の意味を持たせました。
どうぞよろしくお願い致します。
カッターでうまく鉛筆が削れないあなたに ~デッサン用鉛筆削り~
こんにちは、金剛寺です。
今日は、デッサンを楽しみたいけど、カッターで鉛筆がうまく削れない方に最適な鉛筆削りをご紹介します。
カッターで鉛筆を削る?なにそれ?
鉛筆削りで削ればいいんじゃないの?
そう思われた方もいるかと思います。
普通に字を書くように削るならば、鉛筆削りを使用すればよいですが
デッサンをするときは、鉛筆の芯を長めに削る必要があるのです。

デッサンを描くとき、描き始めは「鉛筆を寝かせて描く」ことが基本になるからです。
だいたいこの辺にこういう形があるなぁ~
というふうに形をとることを「あたりをつける」といいます。
鉛筆を寝かせて描くことで
・広い面積に影を付けることが出来る。
・簡単に消しゴムで消せる。
という利点があります。

そういう理由で鉛筆をカッターで削るのが基本なのですが
例えばお子さんや、ご年配の方が絵を楽しむのに描きたい時、カッターで削るのはちょっとハードルが高いですよね?
そんな時お勧めなのが
アスカの「鉛筆削り デッサンメイト」です。

画像:マットブラック
|
アスカ デッサン向け鉛筆削り デッサンメイト マットブラック PSL123 価格:1980円 |
![]()

画像:スケルトンタイプ
|
価格:1980円 |
ハンドルを回すだけで、デッサン用に芯を長く削ることが出来ちゃいます!
ムダ削り防止機能がついており、無駄に削りすぎてしまうのを防げます。
また、芯先の削り具合を7段階に調節できます。
鉛筆デッサンは、様々な硬度(鉛筆の芯の硬さ)の鉛筆を使用したほうが、豊かでメリハリのある画面になるのですが、削るのが大変なんですよね・・・・😅

こんなに削るの大変・・・・
|
価格:2020円 |
![]()
でもこの鉛筆削るがあれば、例えば12硬度(12種類の硬さ違い)鉛筆も簡単に削れます。
すぐに鉛筆デッサンを楽しみたい方にお勧めですよ。
お家でアートライフを是非、お楽しみくださいね。
AI生成時代とアナログ画家黄金期
こんにちは、金剛寺です。
いやーAI生成すごいですね。
わけわからない物が出来るので、私は楽しんでいます。

AI生成があまりにすごいので
「もう、絵かきはおしましだー!!!」
という声も上がっているわけですが、私はそうは思っていません。
むしろAI生成が流通するに従い、手描きの作品の価値が爆上がりすると思っています。
・手描きならではのテクスチャー(表面の凹凸、にじみなど)
・簡単にできない(それなりに時間がかかる)
・完全な1点もの
個人的には、絵の具も凝ったものが流行るのではないかと思います。
例えば天然石を使った希少な顔料
画家が顔料から吟味して一から手作りした絵の具・・・・
など、こだわりのあるものが注目されるのではないかと思っています。
なぜなら、希少性の高いものにマニアは惹かれるからです。
そう、むしろこれからは『アナログ時代の黄金期になるのでは?』と思っています。
そう思う根拠は、カメラが生まれたときの画家たちの阿鼻叫喚時代と似ているからです。

この時も多くの画家が
『画家はもう終わりじゃー!!!失業じゃー!!!』となったわけですが
紆余曲折ありながら、「絵画が出来ることを!」ということで、写実一辺倒だった絵画業界に、印象派や抽象画が生まれたわけです。
もちろん超写実絵画は超写実絵画として、スマホがバンバン流通している今日も見事に生き残っています。
まぁ、そんなわけで、私個人としては面白い時代が来たなーと思っています。
もちろん生き残るのには、相応の技術を持つ者だけが生き延びることにはなるでしょうが・・・

アナログ絵画やっているものとしては、AI到来時代は、むしろチャンスにしか思えません(笑)