絵描きとしての幸せとは
こんにちは、金剛寺です。
「絵描きとしての幸せとは何だろうか?」
・・・・・なんでしょうね?
まぁ、ぶっちゃければ
好きなものを描いて
クリスティーズやサザビーズのオークションで何十億という金額で売れて
世界中に自分の作品のファンがいて
時間もお金も有り余るほどある生活をする・・・
ですかね?
サイコーですよね。
私の知り合いに、元イラストレーターの方がいて
フリーで何十年も活動されていましたが、ご家庭もある身のため
ある年齢で潔く断念
現在はサラリーマンをされています。
潔いなぁと思う反面
絵を描きたくならないのかな?
趣味として、描く気はないのかな?
と、思っていました。
するとある時
老後は本当に自分の好きな絵だけを描き
フリーでやっていた時は出来なかった同人とか作りたい
油絵も習ってみたい
と、語っておられ
それはそれでいい人生だよな~と、思っていました。
私も今、筆を折ろうか悩んでいるのですが
このお話を聞き、こういう人生もいいよなと、肩の力が抜けた思いでした。
思えば制作するとき
今のアートで流行っているものとか
どうしたら売り込めるかとか
コンセプトとか
そりゃーもーガッチガチに考えて考えて描いていました。
悪いことじゃぁ無いんですが
もう少し力を抜いて考えてもいいのかなと、思うきっかけになりました。
絵描きの幸せってなんですかね?