絵を楽しむ

画材店に勤務する画歴20年以上の画家が、お勧めの画材などをご紹介していきます。

【初心者必見】パレットに出したアクリル絵の具が、乾かないようにする簡単な方法

 今日は、画家の金剛寺です。

 

アクリル絵の具で絵を描いてたら、描いてるうちにパレットの絵の具が固まってしまった!

 

せっかく混ぜて作った色が、固まって使えない~!

また初めから作り直しだ・・・(´;ω;`)ウッ…

 

そんなお悩みを解決します。

  

アクリル絵の具は乾くと耐水性、水に溶けなくなります。

描いている途中で、パレットの上で乾いてしまうと、固まって溶かせなくなってしまいます。

 

 

パレット上の絵の具が、乾かないようにするにはコレ!

サランラップを使いましょう!

 

f:id:art-biyori:20200429094558j:plain

絵の具の上に、空気が入らないように、ぴっちりサランラップをかけます

  

f:id:art-biyori:20200429094636j:plain

混色して作った色は、このように紙に塗って、色見本を作っておくと、あとでまた色を作るときに便利です。

 

まずは絵の具をパレットに出します。

上の写真のように、「混色して作った、よく使う色」は、気持ち多めに作っておきます。

 

色を作ったら、すぐにサランラップを用意します。

サランラップを適当な大きさに切り、絵の具の上にかぶせます。

この時、空気を抜くように絵の具に密着させましょう。(空気が入ると乾いて固まります)

 あとはサランラップの端を少しめくりながら、筆に絵の具をとって使いましょう。

 

乾くのを遅くする溶剤も、画材屋さんで販売してはいます。

「リターダー」とか「リターディングメディウム」などの名前で販売されています。

*メーカーによって名前が違います。

 

これらの溶剤は、絵の具に混ぜて使うと、乾きが遅くなるので、使うと便利です。

乾きを遅くする溶剤+絵の具+サランラップを使うと、さらに乾きが遅くなって良いですよ。

 

リキテックス リターディングメディウム60ml

価格:550円
(2020/5/16 11:56時点)
感想(0件)

 

ちなみにサランラップを描けた場合、絵の具の量にもよりますが。

上の写真ぐらいの量だと、1日ぐらいは固まらずに保存できます。

 

絵の具が少ないと、サランラップをかけていても隙間から空気が入り、乾いて固まってしまいます。

 

絵の具が多い方が、長く保存できます(場合によっては2~3日持ちます。)

なるべく早く使い切った方が良いですが、同じ色を広い面積に使いたい場合、サランラップはお勧めですよ。

  

リキテックス プライム 10ml 12色セット

価格:1,925円
(2020/5/16 11:52時点)
感想(2件)

  

<当店オリジナル> リキテックス ミキシング 12色 かばんセット 【 アクリル 絵の具 えのぐ リキテックス 絵画 アクリル画 】

価格:3,740円
(2020/5/16 12:01時点)
感想(0件)

  

バニーコルアート ウェットパレット ハンディ

新品価格
¥1,980から
(2020/5/22 13:30時点)

 ウエットパレットハンディは、濡らしたスポンジをセットし、フタをすることで乾燥を防ぐ、アクリル絵具専用のパレットです

  

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

楽しいアートライフをお楽しみ下さい。