【絵の練習】何を描くか迷ったら、模写してみよう
こんにちは、画家の金剛寺です。
絵を描いてみたいと思って、道具をそろえてみたけど
何を描こうかな?
そんな時、お勧めなのが「模写」です。
『「模写」って、ただ写すだけじゃん!』 と、思われがちですが
模写をすることで多くの事を学べます。
すでに
「これが描きたい!」
「こういう絵を描くぞ!」と、決まっている方は良いのですが
特に決まっていない場合は、まずは「模写」をしてみると良いでしょう。
◆模写するものを決める◆
「模写をする」と、決めたら次は「何を模写するか」を決めましょう。
・名画から探す
・写真から探す
がお勧めです。
もちろんあこがれる好きな作家の模写でもOKです。
自分のモチベーションが上がりそうなものを選んでみましょう。
◆模写するものを選ぶコツ◆
・シンプルな構図のものを選ぶ
・明暗がハッキリしたものを選ぶ
あまりゴチャゴチャしていない、主役が何かハッキリわかるものが描きやすいです。
また、あまりたくさんの物が描かれている絵や写真だと、描くのがとても大変なので
まずはシンプルなものを選びましょう。
明暗がハッキリしている物の方が、立体感が出やすいので、描いていて
「あれ?結構上手く描けた気がする!」という手ごたえが感じやすいです。
こういう写真よりは
こういう写真の方が描きやすいです。
◆注意点◆
模写は良い練習になるのでお勧めではありますが、著作権の侵害にならないかは注意しましょう。
たんに練習のために描くだけなら問題が無いのですが
SMSに投稿する時や
特に描いた絵を販売したい時は注意が必要です。
完全模倣の絵の販売は、法的にアウトだと思った方が良いでしょう。
著作権フリーのサイトもたくさんありますが、なんにでも使用してOKではないので、サイトの注意事項をよく読みましょう。
注意点もありますが、練習に模写はもってこいなのでお勧めです。
描いているうちに
「自分だったら、ここはこうしたいな。」とか
「この構図を応用してみよう。」
というアイデアが湧いてきます。
「模写」から「オリジナル」に変わっていくのです。
インプットしないと、アウトプットできないのは、絵も同じです。
自分の幅を広げるために、ドンドン練習していきましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
楽しいアートライフをお楽しみください。