【アクリル画】金色のアクリル絵具を、より効果的に使うコツ2点
こんにちは、画家の金剛寺です。
キラキラしたゴールドの絵の具は、とても魅力的ですよね
でも使ってみたら、なんか違う?
思ったより金ぽくならない?
もっと金ぽく表現する方法ってあるのかな?
そんなお悩みにお答えします。
表現したいものにもよるのですが、効果的なのが
暗い色の紙に描く
または
暗い色の下地を作り、その上に金で描く
これが一番効果的です。
真っ白い紙や、真っ白いキャンバスに描くよりも
暗い色でまず下地を作り、その上に金色で描いた方が、色に深みが出て金属質な感じが出やすいです。
特に、背景などの広い面積を金にしたい場合は
まず画面全体を、暗い色のカラージェッソで下地を作り、乾いてから金色で塗ると効率が良いでしょう。
◆お勧め商品◆
カラージェッソ バーントアンバー
50ml
<カラージェッソの特徴>
・マットな質感の下地材です。
・水溶性。水で薄めることが出来ます。
乾くと耐水性(水に溶けない)になります。
<カラージェッソで下地を作る利点>
・アクリル絵の具で下地を作るより、安くすみます。
特に、大きな画面の時はカラージェッソを使うと便利です。
リキテックス社では、少量の50mlからあるので、まずは試してみたい方にお勧めです。
とはいえ
白い紙の上に、白い紙の地を活かし、金で細かい模様を描きたい場合は別です。
その場合は金を重ね塗りする方が良いでしょう。
一度金色のアクリル絵の具で塗り、乾かしてからもう一度金で塗りましょう。
「乾かしてから塗る」がポイントです。
良く乾いてない上から重ね塗りしようとすると、一度塗った箇所がはがれてしまう事があります。
なので、乾いた上から重ね塗りしましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
作品に合わせて、色々実験してみてくださいね。
どうぞ楽しいアートライフをお楽しみください。