猛暑は画材にも厳しい
夏が段々と近づいてきましたね
最近の夏は、「猛暑」を通り越して「酷暑」になってきています。
アスファルトが鉄板のように、熱くなりますよね・・・
ここまで暑いと、溶けてきてしまう画材もあります。
日本画や、絵手紙などで使う「顔彩」がその一つです。
「顔彩」は固まった固形の絵の具です。
水を含ませた筆で表面をなぞると、絵の具が溶けます。
固形の水彩絵の具のジャパンカラーバージョンだと思って頂ければと、思います。
価格:2,460円 |
◆顔彩とは◆
顔彩とは、顔料(色の元になる粉)に紙に定着させるため、のり剤として膠(にかわ)やでんぷんなどと一緒に練り、容器に入れて乾燥させた、固形の水彩絵の具です。
水で溶かすだけで使用できるので、水彩画を描く感覚で、日本画を楽しむことが出来ます。
この顔彩ですが、普段は固まっているのですが
あまりにも暑いと、絵の具の表面が溶けてきます・・・・。
表面が溶けてきても、品質や、描く上で全く問題はないです。
また、顔彩で描いた絵は溶けません。
が、なるべくエアコンなどの効いた涼しい所に保管しましょう。
ちなみに冬など、乾燥してくると絵の具の表面がひび割れてきますが
品質に問題はありません。
気にぜず使用しましょう。
使いかけの絵の具はカビやすいので、それだけ気を付けましょう。
便利な「絵手紙セット」は贈り物にも最適です
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