クレヨンとクレパスの違いとは?
クレヨンとクレパスって違うもの?
何が違うの?
そんな疑問にお答えします。
「クレパス」は1924年に、株式会社サクラクレパスが作った商品名です。
クレヨンとパステルの中間のような、伸びの良いクレヨンが作りたい!
という熱意から生まれました。
サクラクレパス SAKURA CRAY-PAS クレパス 太巻 16色 セット 紙箱入り ゴムヒモ付 文具 文房具 入学準備 子供 LP16R 価格:427円 |
ちなみにパステルは、チョークのような、顔料(色の元になる粉)を棒状に固めた画材です。紙に描くと粉末状に伸びます。
基本的に粉なので、描いただけでは画面に定着しないので、フキサチーフ(定着剤)を吹き付けて、定着させる必要があります。
◆クレヨンの特徴◆
昔は結構固めなものが多く、広い面を塗りつぶすというよりは
線を描くのに向いている画材でした。
海外では今も固めなクレヨンが主流のようです。
シュトックマー (STOCKMAR) みつろうスティッククレヨン 8色缶/アートカラー 蜜蝋 クレヨン ギフト プレゼント 誕生日 安全 シュタイナー教育 ゲーテ 色彩論 価格:1,815円 |
シュトックマー社の蜜蝋クレヨンは固めで折れにくい
当時のクレヨンの特徴
・硬めなので線が描きやすい。
・手にべとつかない。
・艶がある
クレヨンの主な原材料は、顔料(色の元になる粉)と固形ワックスです。
現在はこれに体質顔料(粘度、硬さを調節する粉末状のもの)と液体油を混ぜて作られていたりします。
*各会社によります。
特に現在の日本のクレヨンは海外に比べ、柔らかめにできています。
なので、日本の会社のクレヨンとクレパスは、どちらもわりと柔らかく出来ています。
あえて言えば、クレパスの方が柔らかい感じです。
◆クレパスの特徴◆
クレパスの原材料は、クレヨンとほぼ同じですが、使用している材料の比率が違います。
クレパスの方が、体質顔料や油分が多く含まれているので、柔らかく、伸びも良い物のなっています。
*比率については各会社によります。
クレパスは油分が多いため、一般名称は「オイルパステル」と呼ばれています。
◆まとめ◆
・「クレヨン」やや硬め。線が引きやすい。
・「クレパス」油分が多く、柔らかめ。面を塗りつぶしやすい。
一般名称は「オイルパステル」
ザックリまとめるとこんな感じです。
紙に描いた色を、指で伸ばしたり、混色したい場合は「クレパス」(オイルパステル)を選ぶと良いかもしれません。
今回の記事を書くにあたり、株式会社サクラクレパスさんのホームページより
「コラム」クレパス・クレヨンはどう違うの?を参考にさせて頂きました。
それでは楽しいアート生活をお楽しみください。
サクラクレパス クレパス 限定品 創業90周年記念セット クレパス700色セット craypas_700color 【 プレゼント ギフト 】(500000) 価格:522,500円 |