布に描けるお勧めの絵の具
こんにちは、画家の金剛寺です。
今日は布に描ける絵具をご紹介します。
◆アクリル絵具は布に描ける◆
まず結論から言うと、アクリル絵具は布に描けます。
描いた後、丸一日ほど乾燥させれば洗っても落ちません。
ただし
最近は洗剤の方が優秀なため、全く落ちないわけではありません。
また、ラメなどの絵の具の場合、ラメは粒が大きい為定着しにくく、洗濯で落ちる可能性があります。
そこをふまえて
お勧めの布に描ける絵具をご紹介します。
「布えのぐ」
◆布絵具の特徴◆
・布専用の水性絵の具です。
・アイロンがけなどの熱処理不要
・乾くと耐水性になります。
完全乾燥していれば(丸1日は乾燥させる)洗濯しても大丈夫です。
できれば裏返して洗った方が良いです。
最近の洗剤は優秀なので、何度か洗っていると落ちる可能性があります。
・アクリル絵具と違い、しなやかさがあります。
アクリル絵具だと、ちょっとパリパリしがちですが、布えのぐは布を曲げても絵の具が割れにくいです。
◆布との相性◆
◎特に良い:綿(ニット)、綿(帆布)、ポリエステル、アクリル繊維、麻、ジーンズ
◎良い:レーヨン、シルク
△普通:アセテート、サテン、不織布、ナイロン、合皮
(ポリウレタン60%、ポリウレタン40%)
✖良くない:キュプラ
*防水、防汚加工がされているには接着しません。
*記事の種類は様々なものがあります。特に化学繊維の場合は相性がありますので、目立たない部分であらかじめ試してみて下さい。
◆色の種類◆
普通色:29色
日本の伝統色:12色
ラメカラー:6色
ターナー社の「布えのぐ」は、色数も多いのでお勧めです。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
楽しいアートライフをお楽しみください。