絵を楽しむ

画材店に勤務する画歴20年以上の画家が、お勧めの画材などをご紹介していきます。

絵を描くのをやめようか・・・・ ~私が絵を描くのをやめた時の話~

こんにちは、画家の金剛寺です。

 

絵を描いても、無駄だった

賞もとれなかったし

有名にもなれなかった

 

遊ぶ時間や、服やほしい物を買うお金などを、絵を描くために費やしたけど・・・・

 

これって無駄なんじゃない?

 

ごみ, リサイクル, 欲求不満, 創作ブロック, 作家さんのブロック

 

 

そんなお悩みをお持ちの方に、私の絵を描くのをやめた体験談をお話したいと思います。

何かのお役に立てれば幸いです。

 

 

私は絵を描くことを

「これってお金も時間もムダなんじゃないか?」

「この分の時間で、遊びに行けたんじゃないか?」

「このお金で、服が買えたんじゃないか?」

 

と、モンモンと考えるようになり

ついに何も描けなくなってしまった事があります。

 

 

絵画, 台, アーティスト, 孤立, ビルボード, 白い, スケッチ, 道具

 

 

 

描けない期間は長く、5年ぐらいほぼ何も描いていませんでした。

 

で、その間充実していたのかというと

描かない時間は、ゴロゴロしているだけでした。

 

 

猫、小娘、横になって、のんびり

何もやる気になれないにゃ・・・

 

 

そう

絵を描いていた生活から、「絵を描いていた時間」を抜いただけの生活になっただけでした。

 

特に旅行に出かけるわけでもなく

友達と遊ぶわけでもなく

おしゃれするわけでもなく・・・

 

マンガを読んでゴロゴロすごすだけ。

 

絵を描くのを辞めたら、もっとアレコレ色々人生を楽しめるのではないか?

と、思っていましたが、辞めたらその方がなんだか時間を無意味に過ごしているような気がしました。

 

もう描くのを辞めようかな・・・と、思うのであれば、一度辞めてみるのも良いと思います。

 

私も実際に辞めてみたからこそ

「絵を描いても、描かなくても、大して変わらない生活である」という結論に達することが出来ました。

 

私が出した結論は

・描いても描かなくても人生そんなに変わらない

・描いていた方がむしろ生産的

 

 

もちろん人それぞれ価値感が違いますから、同じ結論になるとは思いませんが

描いているというのは、生産的であり

全く無駄ではない

そう思います。

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。

私の体験談が、何かしらお役に立てればと思います。