【透明水彩絵の具】初心者必見! 透明水彩絵の具の「ホワイト」の種類とその違いについて
こんにちは、画家の金剛寺です。
今日は「透明水彩絵の具」のホワイトについてお話していきたいと思います。
「え?!ホワイトって1種類じゃないの?」と、思われるかもしれませんが、
多くく分けて2種類のホワイトが出ています。
チタニウムホワイト(オペイクホワイト)
チャイニーズホワイト
会社によって、微妙に名称は違いますが、だいたいこの2種のホワイトが出ています。
覚え方として、一番簡単なのが
チタニウムホワイトの方がより白い
と、覚えておくと良いでしょう。
◆チタニウムホワイトの特徴◆
チタニウムホワイトの方が、隠ぺい力(下の色などを覆い隠す力・不透明具合)が強く
「透明水彩絵の具」ですが「不透明」な白さになります。
ピカーンと、強く輝いている部分(ハイライト)や、水しぶきなど
強く白く出したいところに、少量使うと映えます。
ちなみに「オペイク(opaque)」は英語で「不透明な~」を意味しています。
◆チャイニーズホワイトの特徴◆
チャイニーズホワイトは半透明な白さです。
白さが穏やかなので、主に混色するのに適しています。
チタニウムホワイトもチャイニーズホワイトも、実は顔料は同じ「酸化チタン」です。
ですが、粒子の大きさの違いや、含有量の違いで着色力や、透明性が異なっています。
いかがでしたか?
ホワイトを使い分けることによって、表現の幅が広がりそうですね。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
楽しいアートライフをお楽しみください。