【水彩絵の具】水彩絵の具のパレット 色が染みつきにくいパレット3種類
こんにちは、画家の金剛寺です。
今日は水彩絵の具用のパレットについてお話していきます。
前に記事で、始めて水彩絵の具を使う方には、まずはプラスチック製のパレットをお勧めしました。
プラスチックのパレットの良い所は
・価格が手ごろ
・入手しやすい
・軽くて持ち運びが便利 なところです。
私は、「絵を描いてみたいなぁ。」と、思った方にどんどん描いていただきたいので、まずは入手しやすいものをお勧めしています。
しかしプラスチック製のパレットは、長く使っていると色がパレットにしみついたり
使うとき、やや水をはじくような感じがあります
なので、そこを解消したい場合のパレットをご紹介していきます。
ホルベイン画材
水彩パレットNo.80(26仕切り)
アルミ製
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アルミ製のパレットは、他の金属のパレットに比べると軽いのが特徴です。
女性の方でも持ちやすいと思います。
机に置いて制作されるのであれば、あまり重さは関係ありませんが
片手で持って制作される場合は、軽い方がやはり良いです。
仕切りの数は、13仕切り~35仕切りまであります。
35仕切りの物は、けっこう大きいので、26仕切りをご紹介しました。
お好みでどうぞ。
水彩用パレット
No.500 (24仕切り)
スチール製・漆塗装・パレット部分ホーロー引き
価格:4,580円 |
こちらはスチール製なので、アルミに比べるとかなりズッシリします。
特筆すべきはパレット部分がホーロー引きというところです。
ホーローとは、ガラス質の釉薬をかけ、高温で焼きつけたものです。
お鍋とか有名ですよね
ホーローだと、色が染みつきにくく、汚れもこびりつきにくいです。
ただし、このホーロー引きのパレットですが、かなり絶滅危惧種です。
ここ数年、造れる職人さんがどんどん減っている関係で、本当にホーローのパレットは少なくなりました。
職人が1つ1つ作っているので、けっこう手作り感があります。
仕切り部分にはんだ付けした跡がどうしても出てしまいます。
なので、機械で作ったような、キレイなものが好きな方にはお勧めしません。
もう、職人の味だと思える方にお勧めします。
墨運堂
梅皿(小)
磁器
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陶器でできたパレットです。
日本画のコーナーによく売っています。
陶器なのでズッシリと重く、安定感があります。
持ち歩くというよりは、家で机に置いて描く時に向いています。
色が染みつきにくく、汚れもふき取りやすいです。
残念なのは、仕切り数が少ない所です。
Etchr(オーストラリア)
ミニパレット19仕切り
Etchrエッチャー 磁器製ミニパレット 2枚セット 19仕切り 混色仕切りパレット 専用丸缶入 新品価格 |
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オーストラリアで、アーティストと共に用品を開発する「Etchr Lab」と、世界的に有名な水彩画家のステファニー・ロー氏が共同開発したパレットです。
丸カンに入っていて、とてもかわいらしいですね。
コンパクトなので、これなら旅のお供もできそうですね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
パレットを選ぶとき、少しでも参考にしたいただければ幸いです。
それでは楽しいアートライフをお楽しみください。